2020年3月27日

科学技術調査研究助成事業の令和2年度上期の助成課題を決定しました。

当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。

審査が終了し、令和2年3月27日に科学技術調査研究助成事業の令和2年度上期の採択課題が決定されました。採択件数は15件(別表参照)、助成金額の総額は22百万円です。

令和2年度上期の科学技術調査研究助成採択課題

課題名 申請者 所属組織名
人工知能技術による学術研究促進に資する政策設計に関する国際比較研究 柴山 創太郎 東京大学(未来ビジョン研究センター)
データサイエンス分野の行動規範策定のための調査研究 小野 陽子 横浜市立大学
熱電発電の技術ロードマップ作成に関する調査研究 木下 裕介 東京大学(工学系研究科)
公的研究資金配分を介した社会技術研究プロジェクトのあり方に関する調査研究 三成 寿作 京都大学(iPS細胞研究所)
下肢切断者のQOLに寄与する義足の技術開発ならびに義足治療の発展とその有効性の解明 藤原 清香 東京大学(付属病院)
ビッグデータの基盤構築と政策形成への適用可能性-子どもの健康情報を事例に- 祐野 恵 京都大学(学際融合教育研究推進センター)
科学技術イノベーション創発促進のための指標開発~研究の学際性を軸として~ 髙橋 亮 東北大学
スポーツ障害予防研究への人工知能導入に関する調査研究 武冨 修治 東京大学(スポーツ先端科学研究拠点)
「最先端研究」と「社会との共創的研究」の両立や好循環に関する調査研究 川人 よし恵 大阪大学
様々な革新的技術・イノベーションの社会受容性に関する調査研究 角田 英之 文部科学省 科学技術・学術政策研究所
科学と市民社会の応答を基礎とした市民討議手法の開発―脱炭素トランジションの促進― 栁下 正治 (一社)環境政策対話研究所
「GNSS観測を用いた世界測地系の精度向上と我が国の解析能力強化に向けた調査」 白石 剛 (一財)日本宇宙フォーラム
パーソナル情報の安全・安心活用のための技術開発の現状と課題解決に関する調査研究 飯山 裕 (公財)未来工学研究所
災害時の危機管理の在り方の検討~一般防災・原子力防災のリスク評価の活用による連携 広瀬 研吉 (公社)科学技術国際交流センター
持続可能社会に向けたエコテクノロジーと地方創成結合キャラバンのカリキュラム策定 岡田 穣謙 (一社)サステイナビリティ技術設計機構